2011年 10月 01日
第21回 オポーズドツインクラブ(村岡&横浜の中島) |

2011年10月1日~2日 (敬称略・順不同)
オポーズドツィンクラブの集いは毎年8月の最終土曜日に開催されるのだが、今回はあの大震災が発生し一旦は中止となった。
しかし、開催を望む声が多く寄せられ、10月に変更となり開催の運びとなった。
§1:第1CP・佐野SA・9:00集合・出発
東北自動車道の渋滞を見越して、早めに出発したが渋滞箇所はなく8時前に集合場所「佐野SA」に到着。
さすがに誰もいない。集合予定1時間前の8時を過ぎると面々の到着で久々の話に花が咲く。





今回行事の参加者は12名だが一足先に北海道ツーリングに出かけたツワモノ3名は北の大地より直接会場に向かうとの事。
「佐野SA」を出発しその後「黒磯PA」で休憩しその後「二本松IC」まで直行し会場に向かう組と「那須IC」で高速を降り→大内宿(昼食)→磐梯山ゴールドライン→磐梯吾妻レークライン→会場ホテル(錦が池 碧山亭)の組に分かれることになった。

筆者は大内宿組に加えて戴いた。

▲江戸時代に栄えた宿場町の雰囲気がそのまま残る大内宿。地区内には約30件の茅葺き屋根の民家が建ち並ぶ。

途中の大内宿の昼食では名物ねぎ蕎麦の有名店を覗くとなんと1時間待ちとのことなので、数十軒あると思われる、お蕎麦屋さんの1軒を覗き席が空いていたので名物ねぎ蕎麦、ツキタテの餅等を各自注文し美味しくいただきました。
お店のチョット年配の「お嬢様」に伺うと震災以後めっきり客足が遠のいたとのこと。こんな所にも「負」の影響が・・
御気の毒としか言いようがなく、なんともやりきれない心境でした。

その後磐梯山を眺めながらのワインディングを堪能し会場には16時頃到着した。

きつ過ぎずゆる過ぎず何ともすばらしいワインディングロードでしかも今回は通行料が無料となっている。副会長の経路選択は大正解で皆久々に心地よい走りができたことと思います・・多謝デス!
§2:会場:鏡が池 碧山亭(へきざんてい)到着
到着すると「二本松IC」直行組と北海道ツーツワモノ3名はすでに到着しており我々も受付手続きを行う。
ホテルの目の前には鏡ヶ池公園、遠景には安達太良山、絶景です!
ロビーで受付時に頂戴したコーヒー無料券でまずは喉をうるおし、その後所定の部屋に向かう。部屋にて着替えをし待望の温泉入浴となる。
この温泉は台風15号の降雨の影響で源泉が破損して温泉が供給できない状況になり10月22日夕刻に源泉の復旧工事を終えたとのこと。 ここにも「負」の影響が・・
泉質は、全国でも珍しい約ph2.5の「酸性泉」(レモン”に近い酸度)で殺菌効果が高く肌を除菌する効果があるという。
18時の親睦会開催までの間、絶景を眺めながらの温泉三昧・・十二分に満喫することができた。
§3:第21回・オポーズドツインクラブ親睦会開催
18時の時間どおりに同クラブの萩原様、蜂谷様、猪野様の御挨拶がありその後、乾杯が行われ「宴」への突入となった。

今回は50名以上のオポーズドファンが集結したということで会場は熱気が漂っている。
食事前にホテルの上品な女将(和服)による御挨拶、担当のお嬢様の紹介、料理の種類と召し上がり方の説明等、行き届いた丁重なる心くばりが伺えた。
料理は、先付け・前菜から始まりお造り、しゃぶしゃぶ、磐梯鱒マリネ、きのこ釜飯等盛りだくさんな御馳走で〆は、かぼちゃプリンで糖分は控えられているものの絶品、オジサン達にはやさしい仕上がりとなっていた。
更にオポーズドツインクラブ様の計らいで宮城県沖の「新鮮朝取れカツオ」の刺身とタタキが山ほど準備されており、毎度の事ながらこの周到さには脱帽でございす。

常連同士、一年ぶりの再会で話に花が咲きBMW談議が継続されている。
宴たけなわとなり各位の胃袋が満タンとなるころ、恒例のじゃんけん大会でワイワイ、ガヤガヤと盛り上がった次第。
盛り上がりもピークに達した頃に「中〆」が行われ別会場に準備されている二次会会場に向かう者、温泉へと向かうもの、それぞれ自由にのんびり、マッタリを味わせて戴くこととなりました。
§4:起床!
起床後先ずは天気予報をチェックするべくTVを点けると天候に問題はなさそうだ。
だが天気予報の後に福島地域の放射線量の分布状況が放映されている・・複雑な心境だ。
朝は内湯、露天風呂ともに源泉かけ流しの温泉で体調を整えるもの、愛機の確認、手入れを行なうものと各位さまざまで、7時の朝食時間を向かえる。
ホテル3階での朝食は、バイキングスタイルで多種多様な品をのんびりムードで堪能する。
食後、出発の準備を整え昨日頂戴した2枚目のコーヒー券により1回ロビーで朝のコーヒーを戴く。
そして8時30分にホテル正面での記念写真の撮影となる。


§5:帰路
記念撮影後、それぞれ再会を誓い合いそれぞれの帰宅の途につく。
筆者は九州シリーズに向け愛機のコンディションを整えるべくディーラー直行のため自宅直行組みの千葉の鈴木さんに同行させて戴きました。途中東北自動車道の1区間になんと、名車「R69S」に試乗させて戴き感動物でした。
感想詳細は、後日御報告させて戴きますが「垂涎」の名車R69Sで、さりげなく「昨日北海道ツーから帰ってきたヨ」とは千葉の鈴木さん、凄すぎマス!

帰路途中のSAで偶然に北海道制覇組「寺本さん・湯本さん」に遭遇し、北海道3人組が揃うことになった。
お三方は北海道ツーの疲れも見せずに凄い、若い、まるで10代の少年のように輝いている・・アヤカリタイ!
◎感謝です!
被災地在住の中、皆様それぞれ何かと大変な時期に、このような豪華盛大で楽しい催しを設営して戴いたオポーズドツインクラブの方々の御尽力には心より感謝申し上げる次第でございます。
これも21年間の根強いオポーズドファンの常連さんが心待ちにしていることに応えて戴いたことと思います。
私事ではありますが、この道、新参者の小生は第15回(2005年8月27日~28日)山形県鶴岡市湯野浜温泉・うしお荘に初参加、今回で7回目を迎えさせ戴くことになりました。
大変ありがとうございます。
そして今回豪華な場所と食事、温泉を堪能させて戴きました「鏡が池 碧山亭」様、心に残る楽しい一泊二日を提供して戴き参加者一同、心より感謝申し上げる次第でございます。
次回、次々回・・を期待しまして今後とも宜しく御願い申し上げます。
参加者(敬称略・順不同)
菅原会長・奥本・土方・秋元・あきる野市鈴木・中島・鈴木(一)・寺本・生馬・林・湯本・村岡
見送り:宮野・小水内・ 以上12名
リポート:muraoka@神戸
【おまけ】
皆さんと別れ有志3名で、雑誌「倍倶人」で2010年「読書が選ぶ名道ベスト10」で福島県磐梯エリアが堂々の1位となった。そのひとつ、磐梯吾妻スカイラインを走って帰途に付くことにした。ただ、紅葉を期待していたが、まだ今一であった。道路の最高点は1622mで冬季は当然通行禁止だ。(ビーパル親父)


▲磐梯吾妻スカイラインのほぼ中間地点に位置する浄土平(じょうどだいら)。周囲に火山砂礫が広がり、荒涼とした景色が広がる。標高1580m。



もっと写真を見る→こちら
by bmwmoc
| 2011-10-01 09:00
| 2011年 ツーリングレポート