2012年 02月 03日
2012 Classic Festival in New Zealand |

2012 CLASSⅠC FESTIVALにエントリーして
2012年1月30日成田を出発、旧正月の中、アジアを横断するフライトは混雑しており台北~オーストラリアブリスベン経由のチャイナエアーでNZ(ニュージランド)のオークランドへと出発。
2月3.4.5.日にNZで行われる2012年CLASSIC FESTIVALに出場の為だった。2009年から2011年まではBMW RS500でエントリーし最高のコンデションでマシンの調整も終わり国内に戻った。
今年は入れ替えにマチレスG45をタイのバンコック経由の航空便で送ったが、昨年暮れに起きた洪水により、空港に避難したバンコック市民が倉庫を占拠して、マシンが屋根なしのシート管理にされないか心配をしたが1月の中旬に無事にオークランドに到着した。

▲Matchless G45 498cc
1月31日夕刻にNZのホテルに入り、翌日の1日と2日マッキントッシュレーシングでマシンの最終チェックを終えレースに挑んだ。
整備では日にちも無くエンジンとミッションは来年と言う事で他の29ヶ所を交換・整備を行った。


初日のライダースミーテングで消音器問題が言われ、その日の練習走行で音を測定され規定外のマシンは注意を受け、次の走行までに改良し規定内にしないと走行が出来なかった。
私のマシンも2日目に騒音を指摘され、その場はクリアしたもののマシン高回転が上がりにくく成った。
1日目の練習走行後は、主催者の主催でフランクフルトバーベキューが行われ、2日目のレース後にも希望者のみパーティーが行われ、夜が更けるまでバイク談義が行われた。
最終日前日、最終レースでまた騒音を指摘されマッキントッシュのメカニックのピーターが臨時の消音器を徹夜で作成し最終日を迎えたが心配していた通り、間に合わせの消音器では回転が上がらず、1度目は何とか走り終え、2度目はエンストし今年のレースを終えた。
今回のレースのスペシャルゲストライダーは、往年のベロセットで名を轟かせた赤のジェットヘルメットライダー・ビルスワローだった。歳をとって70歳の走りとは思えない走りで、現在もマチレスG50で時々はレースに参加している。

またサイドカーのコーリンシーリーの走りも凄かった。

私も来年のレースまでにはエンジン・ミッションも整備し音もクリア出来るマフラーにして、快調なマシンでレースに挑む予定。
レース終了後マシンをトランスポーターに積んでマッキントッシュレーシングの工場へ運びオークランド空港の待ち合わせのシャトルバスで娘の住んでいるロトルアまで約300㌔のバス移動となった。
娘の家に滞在して4日後に良く見える方の右目から出血し、見えにくくなってしまった。
左目もNZへ来る前に出血した為に、大学病院で教授に治療してもらったばっかりだった。
2月15日に帰国の途に着いたが、目の状態が良く無い為にオークランド空港でチエックインカウンターが分らず、娘に連絡してカウンターNoを聞いてもらい航空機会社のクルーにサポートしてもらいながら2度の乗り換えをし、成田に到着した。
成田に着いてトランクを受け取るとトランクが傷だらけの状態。スタッフに聞くと台北で乗り換え時の輸送中にトランクを落として破損してしまったらしい。破損保険請求手続きをして、通関を通過しやっとの思いで群馬県太田行きのシャトルバスに乗り込み自宅に向かった。
今回のレースはマシンも不調で体調もこわし、その上トランクまで破損し散々な旅であった。
レポート 会員NO 24 群馬県太田在住 茂木 静
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by bmwmoc
| 2012-02-03 16:35