2012年 11月 02日
第40回 BMWフェスティバルin宮津(前泊組) |
(レポーター:金子)
今年のフェスティバル会場は京都府・天橋立の近くである。
数か月前から単独ツーで会場入りを目指そうか思案していました。何故かと言いますと兵庫県の天空の城「竹田城祉」をぜひ見たいと思っていました。
山城へは険しいルートを数十分も喘ぎながら登らなくてはならず、同行者はいないと思いましたが、雲の上に浮かぶその景観は晩秋の11月が最も絵になるシーズンで、同行者は増えに増え9名での出発となりました。
感動の竹田城へ
11月2日(金)、4台(5名)の埼玉サイドカーグループは午前2時出発です。

第2集合場所の東名高速・海老名SAでは4台のソロが加わり、午前3時、650km、約10時間のツーリングが始まりました。
川原さんの新車F700GSのバッグにマン島ツーのステッカーが眩しいですね! ↓

※「イギリスとマン島を巡る10日間」のツーレポ→こちら
新東名~名神高速~京滋バイパス~中国自動車道~播但自動車道と進み、朝来ICと高速主体のコースで予定通りに午後1時過ぎに兵庫県朝来市(あさこし)・竹田城祉に到着。
駐車場前の門より、山道を20分ほど登ると城跡入口です。

竹田城は、室町時代、山名宗全により築城され、戦国時代に赤松広秀が城郭曲輪のすべてを石垣で取り囲んだ総石垣の城郭で、関ヶ原の合戦で西軍に付いたため家康の命により切腹させられ廃城となりました。
雲海に浮かび上がる古城の威容は素晴らしい景観で必見。
※竹田城については→こちら
角川映画が莫大な製作費をかけ榎木孝明演じる上杉謙信「天と地と」のロケ地でもあります。
さらに昨年、高倉健さん6年ぶりに主演ということで話題になった映画『あなたへ』のロケが竹田城跡で行われました。
▼標高353.7m、眼下に広がる町並み、美しい山々の大パノラマが広がっています。

▼石垣は安土城、姫路城と同じ技術(穴太積み・あのうづみ)で用いられているそうだ。

▼お城をバックに記念撮影

今日の宿泊先は竹田城へのアクセスが評判の和田山の「有斐軒」です。
この料理で酒代込11,000円はお勧め。また機会があれば行きたい。


またもトラブルとは、とほほ・・・
翌日、雲海の竹田城を望める、向かいの立雲峡から写真撮影のためサイドカー2台(4人)で4時半起床し出発。
当初は6時起床の予定が前日女将に相談すると、「遅いです!駐車場は一杯でしょう」の一声に押され急遽変更した。
暗い道を登って行くと駐車場手前から、両脇に縦列駐車が延々と続く。

先端まで行ってバイクが停まっている場所へ無理やり停め、懐中電灯を持って登山開始。
それにしても人が多いことにびっくり。
第2展望台先で引き返してくる人多し。何と第1展望台では人が溢れ撮影する場所は無いとのこと。
第2展望台で夜明けを待つことに。
向かいの竹田城も暗闇の中にフラッシュを焚く人が多く見受けられる。
明るくなるにつけ麓の川から立ち上る雲海が上がりかけては消えの繰り返し。
しばし、竹田城の景色を堪能し引き返すことにした。
▼日本のマチュピチとも言われ、まさしく天空の城「竹田城」



宿に戻る途中、昨日から、私のサイドカー(R100RS)のスローが効かない上にエンジンから異音が気になる。

自宅からこんな遠いところでトラブルとは・・・
朝食後、大事をとってレンタカーに積みツーリングを続けるため川原さんが2台のスマホを駆使して乗り捨て可能なレンタカーの予約に成功。
私は特急電車でレンタカー屋がある京都に向かい、私のサイドカーは充っちゃんが会場のホテルに回送してもらうことにした。
京都からは昨日走った中国自動車道を再び走り、ホテル手前で今朝別れた皆さんと遭遇し、私のサイドカーは皆さんのマンパワーでトラックに搭載されました。
▼会場の「宮津ロイヤルホテル」駐車場


フェスティバル会場では1年ぶりに会う参加者と積もる話に花が咲き、あちらこちらで笑いの渦が響き夜は過ぎて行きました。
▼今回の幹事クラブは「岡山ワールドモーターサイクルクラブ」の皆さん。



三方五湖から名立へ
4日(日)、駐車場で、主催者の「スタートユアエンジン」の発声で各車エンジンスタートです。100台以上のBMWバイクエンジンが一斉に起動し、本来静粛さが売りのBMWもこの時ばかりは轟音が鳴り響きました。

▼参加クラブ24団体、参加者数190余名、我がクラブからは32名が参加だ。
※集合写真:主催者提供

ここでクラブ員もそれぞれ京都見物、能登方面、伊根の舟屋などそれぞれ思うまま帰路につきました。
私たちのグループはレインボーライン経由で北陸自動車道~金沢・富山経由名立谷浜まで500kmコースです。
京都縦貫道路で珍しく白バイが赤燈を付け先導。舞鶴若狭自動車道途中、唯一稼働中の大飯原発を過ぎ、終点は小浜市です。

道の駅で休憩すると、時はアメリカ大統領選挙前哨戦真っ最中。語呂合わせでオバマ氏応援隊の写真が。

三方五湖レインボーライン駐車場からの景色は最高!!


敦賀から北陸自動車道を一気に福井・石川・富山と走ると、1台にクラッチに不具合が発生。騙し騙し80㎞で進み、本日の宿「うみてらす名立ホテル光鱗」に5時20分に到着。
ここは5時までに到着すれば夕食の魚が選べるコースがあり、途中で電話を入れ、何とか滑り込みセーフとなった。
氷の上に並ぶ魚は、1匹100円から1000円とバラエテイーに富んでいて勿論高い方の魚をゲットし、この焼き魚は美味かった。

これでアルコール込12,000円台とリーズナブル。
初参加の方曰く、今までのベスト3に入るとお褒めの言葉をいただきました。
翌日、クラッチ不具合が解消しないものの皆で協力し合いながら何とか明るいうちに帰宅が叶いました。
今回、日本海ルートを楽しんでもらうつもりが、ルート変更を余儀なくし申し訳ありませんでした。
唯一、どの宿もおいしい食べ物が食卓に並び大満足でした。
3度目のレポートをお受けすることとなった理由は、今回も多くのクラブメンバーに支えられ感謝の気持ちを伝えたいからです。今年12回のツーに参加し、充実した1年となりました。
忘年会でまたお会いしましょう。ありがとうございました(金子)
【後記】レポーター:中島
皆さんと、天野橋立で別れた後、Oさん、Kさんとの3人で、越前海岸を走り富山に一泊し、5日は素晴らしい紅葉を見物しながら飛騨海道を走り。安房峠を抜け松本より、中央高速で無事に帰ってきました。

▼断崖絶壁が続く越前海岸を敦賀から東尋坊まで北上する。

▼岩のトンネル、呼鳥門(こちょうもん)

▼富山から41号、471号を走って新穂高へ、周囲は紅葉真っ盛りだった。

▼新穂高ロープウェイは第1・第2と乗り継ぎ、片道所要時間は約25分で往復2,800円

▼西穂高口駅の屋上にある展望台。 西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの北アルプスの山々が望める。

▼安房峠を抜けて松本より中央道で帰途についた。

フェスティバルに参加された皆さん、大変のお世話になりました。
※もっと写真を見る→こちら
※ツーリング一覧も戻る→こちら
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今年のフェスティバル会場は京都府・天橋立の近くである。

山城へは険しいルートを数十分も喘ぎながら登らなくてはならず、同行者はいないと思いましたが、雲の上に浮かぶその景観は晩秋の11月が最も絵になるシーズンで、同行者は増えに増え9名での出発となりました。
感動の竹田城へ
11月2日(金)、4台(5名)の埼玉サイドカーグループは午前2時出発です。

第2集合場所の東名高速・海老名SAでは4台のソロが加わり、午前3時、650km、約10時間のツーリングが始まりました。
川原さんの新車F700GSのバッグにマン島ツーのステッカーが眩しいですね! ↓

※「イギリスとマン島を巡る10日間」のツーレポ→こちら
新東名~名神高速~京滋バイパス~中国自動車道~播但自動車道と進み、朝来ICと高速主体のコースで予定通りに午後1時過ぎに兵庫県朝来市(あさこし)・竹田城祉に到着。
駐車場前の門より、山道を20分ほど登ると城跡入口です。

竹田城は、室町時代、山名宗全により築城され、戦国時代に赤松広秀が城郭曲輪のすべてを石垣で取り囲んだ総石垣の城郭で、関ヶ原の合戦で西軍に付いたため家康の命により切腹させられ廃城となりました。
雲海に浮かび上がる古城の威容は素晴らしい景観で必見。
※竹田城については→こちら
角川映画が莫大な製作費をかけ榎木孝明演じる上杉謙信「天と地と」のロケ地でもあります。
さらに昨年、高倉健さん6年ぶりに主演ということで話題になった映画『あなたへ』のロケが竹田城跡で行われました。
▼標高353.7m、眼下に広がる町並み、美しい山々の大パノラマが広がっています。

▼石垣は安土城、姫路城と同じ技術(穴太積み・あのうづみ)で用いられているそうだ。

▼お城をバックに記念撮影

今日の宿泊先は竹田城へのアクセスが評判の和田山の「有斐軒」です。
この料理で酒代込11,000円はお勧め。また機会があれば行きたい。


またもトラブルとは、とほほ・・・
翌日、雲海の竹田城を望める、向かいの立雲峡から写真撮影のためサイドカー2台(4人)で4時半起床し出発。
当初は6時起床の予定が前日女将に相談すると、「遅いです!駐車場は一杯でしょう」の一声に押され急遽変更した。
暗い道を登って行くと駐車場手前から、両脇に縦列駐車が延々と続く。

先端まで行ってバイクが停まっている場所へ無理やり停め、懐中電灯を持って登山開始。
それにしても人が多いことにびっくり。
第2展望台先で引き返してくる人多し。何と第1展望台では人が溢れ撮影する場所は無いとのこと。
第2展望台で夜明けを待つことに。
向かいの竹田城も暗闇の中にフラッシュを焚く人が多く見受けられる。
明るくなるにつけ麓の川から立ち上る雲海が上がりかけては消えの繰り返し。
しばし、竹田城の景色を堪能し引き返すことにした。
▼日本のマチュピチとも言われ、まさしく天空の城「竹田城」



宿に戻る途中、昨日から、私のサイドカー(R100RS)のスローが効かない上にエンジンから異音が気になる。

自宅からこんな遠いところでトラブルとは・・・
朝食後、大事をとってレンタカーに積みツーリングを続けるため川原さんが2台のスマホを駆使して乗り捨て可能なレンタカーの予約に成功。
私は特急電車でレンタカー屋がある京都に向かい、私のサイドカーは充っちゃんが会場のホテルに回送してもらうことにした。
京都からは昨日走った中国自動車道を再び走り、ホテル手前で今朝別れた皆さんと遭遇し、私のサイドカーは皆さんのマンパワーでトラックに搭載されました。
▼会場の「宮津ロイヤルホテル」駐車場


フェスティバル会場では1年ぶりに会う参加者と積もる話に花が咲き、あちらこちらで笑いの渦が響き夜は過ぎて行きました。
▼今回の幹事クラブは「岡山ワールドモーターサイクルクラブ」の皆さん。



三方五湖から名立へ
4日(日)、駐車場で、主催者の「スタートユアエンジン」の発声で各車エンジンスタートです。100台以上のBMWバイクエンジンが一斉に起動し、本来静粛さが売りのBMWもこの時ばかりは轟音が鳴り響きました。

▼参加クラブ24団体、参加者数190余名、我がクラブからは32名が参加だ。
※集合写真:主催者提供

ここでクラブ員もそれぞれ京都見物、能登方面、伊根の舟屋などそれぞれ思うまま帰路につきました。
私たちのグループはレインボーライン経由で北陸自動車道~金沢・富山経由名立谷浜まで500kmコースです。
京都縦貫道路で珍しく白バイが赤燈を付け先導。舞鶴若狭自動車道途中、唯一稼働中の大飯原発を過ぎ、終点は小浜市です。

道の駅で休憩すると、時はアメリカ大統領選挙前哨戦真っ最中。語呂合わせでオバマ氏応援隊の写真が。

三方五湖レインボーライン駐車場からの景色は最高!!


敦賀から北陸自動車道を一気に福井・石川・富山と走ると、1台にクラッチに不具合が発生。騙し騙し80㎞で進み、本日の宿「うみてらす名立ホテル光鱗」に5時20分に到着。
ここは5時までに到着すれば夕食の魚が選べるコースがあり、途中で電話を入れ、何とか滑り込みセーフとなった。
氷の上に並ぶ魚は、1匹100円から1000円とバラエテイーに富んでいて勿論高い方の魚をゲットし、この焼き魚は美味かった。

これでアルコール込12,000円台とリーズナブル。
初参加の方曰く、今までのベスト3に入るとお褒めの言葉をいただきました。
翌日、クラッチ不具合が解消しないものの皆で協力し合いながら何とか明るいうちに帰宅が叶いました。
今回、日本海ルートを楽しんでもらうつもりが、ルート変更を余儀なくし申し訳ありませんでした。
唯一、どの宿もおいしい食べ物が食卓に並び大満足でした。
3度目のレポートをお受けすることとなった理由は、今回も多くのクラブメンバーに支えられ感謝の気持ちを伝えたいからです。今年12回のツーに参加し、充実した1年となりました。
忘年会でまたお会いしましょう。ありがとうございました(金子)
【後記】レポーター:中島
皆さんと、天野橋立で別れた後、Oさん、Kさんとの3人で、越前海岸を走り富山に一泊し、5日は素晴らしい紅葉を見物しながら飛騨海道を走り。安房峠を抜け松本より、中央高速で無事に帰ってきました。

▼断崖絶壁が続く越前海岸を敦賀から東尋坊まで北上する。

▼岩のトンネル、呼鳥門(こちょうもん)

▼富山から41号、471号を走って新穂高へ、周囲は紅葉真っ盛りだった。

▼新穂高ロープウェイは第1・第2と乗り継ぎ、片道所要時間は約25分で往復2,800円

▼西穂高口駅の屋上にある展望台。 西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの北アルプスの山々が望める。

▼安房峠を抜けて松本より中央道で帰途についた。

フェスティバルに参加された皆さん、大変のお世話になりました。
※もっと写真を見る→こちら
※ツーリング一覧も戻る→こちら
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by BMWMOC
| 2012-11-02 04:00
| 2012年 ツーリングレポート