2012年 12月 08日
クラブ忘年会(2012年) |
(レポーター:会員No08 秋元)
日光地方は連日雪である
今回の宿泊先群馬県安中市「かんぽの宿磯部」も碓氷峠の近くなので当然、雪が予想される。
雪の場合はサイドカーか4輪かそれとも電車で行くかと迷うが、コスト的には千葉から2,980円と電車が安い。しかしそれは杞憂であった。

渋滞を予想して、早めの6時過ぎに千葉を出た。途中、新郷から安行まで故障車のため渋滞していたがそこを過ぎるとスムーズに8時半に関越自動車道「高坂SA」に着いた。
まだ誰も来ていなかったが、暫くすると菅原会長がなんと軽トラでやって来た。
明日、所要があるとのことであった。
出発までかなり時間があったので、前々よりアイドリングが不調であったので会長に相談すると「10ミリのスパナとドライバー出しな」というので渡すと、瞬く間に完了した。以後アイドリングも安定しアクセルのピックアップも向上した。感謝です。

▼川原さん、組み上がったばかりのピッカピッカのR69S+SCで参加。

定刻近くになるとメンバーが続々と集まったので、会長の訓示の後、次の集合場所の下仁田に向った。「道の駅・下仁田」には幹事の群馬の田中、小柴の両氏が出迎えてくれた。
▼笑顔で迎えてくれる小柴氏

この「道の駅・下仁田」には群馬県特産の下仁田ねぎが所狭しと並べられていた。
少し風が出てきたようだ上州名物の空っ風か、
全員が集合したところで幹事より本日のコース等の説明があった。
尚、本日の参加者は29名、このうちサイドカー10台、ソロ16台、4輪3台で、これだけの台数だと隊列も長くなり壮観である。

今回より須田さんがサイドカーの仲間入りをした。きわめて明るいカラーのGT-Ⅱスタイルのカーです。

次の目的場所、妙義山に向う。
海抜600メートルまでぐんぐん上って行く、落ち葉がいたるところで敷き詰められており、まるで絨毯の上を走っているようだ。落ち葉の上の急ブレーキは危険である。

妙義山中の岳神社駐車場に着く、ここからは眼前に荒々しい妙義山の屹立した岩肌それに後ろを見れば眼下に下仁田の町を眺望することが出来る。
▼妙義山をバックに記念撮影。



記念写真を撮った後、横川に向け下山した。
下り坂の急カーブは先に何があるか分からない、充分スピードを落とし視界を確認しながら進まなければならない。
横川に着いた、ここの「越後屋食堂」で昼食である。
▼見た目は工事現場の飯場そのもの「越後屋食堂」、最近、ライダーに隠れた人気らしい。

入ると、昼時なのに、客は一人も居ない、我々の貸切りのようである。

ここの店のポリシーは味と値段と量である、店構え等の美観は全て捨て去り独自の主張を押し通すユニークな店である、
かしこから「ここには彼女は連れてこられない」との声が聞こえる。
我々のメニューは肉豆腐とモツ煮定食で自分はモツ煮をオーダーした。
白菜のお新香、茶碗に盛られたモツ煮、それに御飯それぞれ量も多くとても美味しいのである。それに値段もリーズナブルで700円である。先ほどの失礼なイメージが吹き飛んだ。

皆さん、店や人は「顔」で判断してはいけませんよ、先ずは味をみてからにして下さい。
ここは幹事さんが誰にも教えたくない隠れた銘店なのかもしれない。
食後は我国最大の煉瓦づくりアーチの「めがね橋」(碓氷第三橋梁)と碓氷峠鉄道文化むらのふた手に別れての見学で自分達は後者の文化村を見学した。

ここは往年の名車両が30車以上展示してありEF63の運転体験も出来るなど親子で楽しめるテーマーパークです。

▼真剣な顔でシュミレーション運転の鉄道マニヤの瀧澤さん。あえなく、脱線!!

▼童心にかえって、トロッコ列車で喜ぶ二人(親子ではありません)

その後雪がちらついてきたのを機に宿へ向うことにしたが、雪はすぐにやんだ。
かんぽの宿磯部
忘年会会場の群馬県安中市「かんぽの宿磯部」に到着!!
午後6時より宴会開始、幹事(司会)、会長挨拶に続き高橋顧問の乾杯にて進められた。

このあと長老の古本さんより次のような御礼の講話があった。

「過日のツーリングの際大変お世話になったが正式な御礼を逸したのでこの機会に一言申し述べたい。
ツーリングの帰途、ガス欠を起こし途方にくれていたそのとき、どこで情報得たのか若い会員が駆けつけてくれたので事情を話すと「分かりました」と言い自分のバイクのタンクを手際よく取り外し近くのGSまで、飛んで行きそれを私のバイクに補給してくれました。その作業も迅速で淡々進めてくれました。単にタンクを外すといってもそう簡単ではないはずそれをリズミカルに進めているのである。私は唖然として見入るだけであった。私の為にこれ程までも親身になって尽くしてくれた方は永い人生の間いまだかつて無い、本日改めて御礼申し上げたい有難うございました。」
その時会場より「その人どなたか?」の声、すると会長より「その方は林君です」との事、ここで林君は前席に招かれ長老より再度謝辞を頂いた。
▼林君と長老古本さん

これは本当に素晴らしい美談である。
我がクラブにこのような、素晴らしい若い会員が育まれたことは当クラブの誇りでもありまた諸先輩並びに会長の薫陶の生きた証しであろう、まさに当クラブの目的スローガン、「~以って社会への貢献を旨とするに有る」の理念に合致するものである。
次に司会が志村氏に替わり、今年、還暦を迎えた須田、前野、杉山の3氏の祝賀式が行われ代わる代わる司会が用意した赤いちゃんちゃんことこれも赤い勝負パンツをまとい祝福を受けられ、中島副会長より祝いの品が贈られた。

真紅の衣装をまとった3氏は普段のイメージとは変わり恵比寿様のような微笑ましいおじいちゃんの顔であった。
▼左より、前野さん、須田さん、杉山さん。おめでとうございます。

宴会はちょっと早めの8時過ぎにお開きになり2次会に移行し酒を酌み交わしながらひとときをバイク談義にふけった。
翌日は恒例の記念写真撮影の後現地解散となった。

▼須田さん親子

群馬地産の土産を買うグループ、「ヤナセ」に寄り帰るグループ、直帰組その他に分かれた。

最後に今回のミーティングの労をとられた幹事の田中様・小柴様本当に有難うございました。また、最後になりましたがご協賛頂きました方には御礼申し上げます。
本年も残す所半月となりましたどうか健康に留意され良いお年を迎えられ龍宮城の新年会にてお逢い致しましょう。
今回のレポート、会員No08 秋元。

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by bmwmoc
| 2012-12-08 09:00
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