2013年 04月 06日
秘湯ツーリング(福島県・白鳥山温泉) |
(レポーター:松田)
4月6日(土)
爆弾低気圧接近の中を出発!!

レポーターが、自宅を6:00に出発するときの気分でした。
頭の中では、すぎやまこういち作曲のドラゴンクエスト交響組曲「序曲」が響いておりました。
とはいえ、出発までは、間違いなく豪雨になるから四輪にしようか、それは軟弱だと、悶々としておりました。
出発1時間前の5時頃には、雨が降っており、やはり四輪かと思っていたところ、出発間際になって、雨が一旦止んだので、これは二輪だとR100RSに跨がったのが実態です。
横浜横須賀道路日野インターチェンジから首都高と走って行きます。
雨は時々落ちてきますが、カウルの効果で雨具の必要は感じないまま、給油のため、蓮田SAのGSに寄ったところ、野村さんとミーテイング。
お互いに、「この天気の中、本当に行くんですよね。」という会話がありました。
集合場所の佐野SAまでご一緒。佐野SAでは秋本さん、滝澤さんが既に到着済みで参加者の到着を待ちました。
奥本さんは幹事大槻さんに、四輪で現地直行の連絡をいれていたにも拘らず、R100RSで到着。
開口一番、「出るときに雨でなければ、やはり二輪だよ」。

これで、猛者10名が集結。

幹事である大槻さんの挨拶で始まった出発前のミーテイング。スケジュール説明において、当然ながら、今後の天気を皆さん心配しますが、こればっかりは状況次第ということで、昼食予定地の道の駅「はなわ」で、最終スケジュールを決定するということになりました。
皆さん、天候の悪化に備えて雨具を装着し、出発します。
上河内SA、那須高原SAで休憩し、道の駅「はなわ」を目指して、白河ICで降りて国道289号線を走ります。


▼渡辺さんのR100RS+SCは何とハンドバックギヤー付き

途中気がついたのは、GSの看板に掲示してあるガソリンが安いことです。どのスタンドも、リッターあたり、レギュラー144円前後、ハイオク155円前後、レポーターが日頃使っているスタンドの10円安です。
東北支援の一環として、ガソリン税を減額でもしているのでしょうか。
国道289号線は信号も少なく走りやすい道で、前を塞いでいたガソリンを積んだトラックも、我々のグループを確認すると、停止して我々を先行させてくれる等、走っている車のマナーもよく、楽しめました。

この間、悩まされたのは、無線で当クラブと同じ周波数を使っていた交信です。ピーガーピーガーと煩くて、雑音なく入ってくる時は、東北弁の極めてローカルな会話でした。
道の駅「はなわ」に近づく頃は、雨は降らないものの風が強くなってきました。ときどき、風にあおられながらも、道の駅「はなわ」に到着。


▼NHKの大河ドラマ「八重の桜」のポスターがあちこちに貼ってあった。

ここで皆さん、お好みの昼食となりました。
昼食後、今後のスケジュールを協議。
幸いに、今まで雨には降られていないが、間違いなく雨は降ってくるので、早めに宿に着いて方がベター。
また、茨城の「六角堂」も見物予定であったが、海の近くだし、ここで、この風の強さだと、海に面した六角堂では強風に悩まされるのでは、ということで、宿へ直行することになりました。
宿の近くで、二次会用の飲み物やおつまみを買おうとしますが、コンピニがありません。ようやくコンビニを見つけますが、コンビニを見過ごして行過ぎたグループがあり、宿への直行組と買出し組に分かれました。
レポーターは直行組となり、宿へ行こうとしますが、ナビの表示がわかりづらく、迷っていると、宮野さんが宿への案内表示をみつけ、福島県・いわき湯本温泉「喜楽苑」へ無事到着しました。


隣地は競走馬の温泉場。
喜楽園は山の中の閑静な環境で、隣はJRAの競走馬総合研究所常磐支所で故障した競走馬が温泉療養でリハビリをするところだそうです。

宿の入り口で、買出し組を待ちますが、いつまでたっても到着しません。
待つこと30分近く、エンジンの音が聞こえてきました。我々が迷ったところで、道を間違えたとのことでした。
オポーズドツインクラブの萩原さんが宿までさんが宿まで訪ねて下さり、お土産の饅頭の差し入れがありました。
萩原さん、奥本さん、中島さん、渡辺さんの懇談の席に、レポーターも同席しましたが、大陸モータース製GT各車の落着き先について、新潟のNさんから東京のKさんの手に渡ったのが2号車で、今、横浜のHさんの手元にある、等々極めてマニアックな会話がなされていました。
宴会前に萩原さんはお帰りになりました。萩原さん、ありがとうございました。
さあ、待望の宴会です。
美味しいご馳走が、ならんでいます。
福島県のクラブ員の佐藤さん差し入れの日本酒、これが美味しい。
みなさん、飲んで、食べて、話して、大いに盛り上がりました。
▼宴会スタート時は静かのだが・・・・。

強風と豪雨の音がする中、二次会では、消防単車さんの映像学習でさらに盛り上がりました。
レポーターは宴会での日本酒が効いたのか、大雨の音を子守唄に、残念ながら途中で意識がありませんでした。
4月7日(日)
5時頃に目覚めると、雨音はしていません。
しかし、昨夜の雨は本当に激しかったらしく、宿は雨漏りのあとがあちらこちらにあります。従業員の方々が、こんな雨は始めてと言いながら、バスタオルや新聞紙で水を吸い取っていました。
レポーターは温泉の朝の楽しみである朝風呂に入り、朝ごはんまでのんびりとしました。

朝ごはんをいただきます。みなさん元気で、ご飯お代わり、大盛りでの声があちらこちらから聞こえました。
食べ終わった頃、副会長から「誰か、レポートをお願いします」の声、眼があってしまい、このレポートを書いている次第です。
食後のコーヒーを楽しんだ後、部屋をかたずけ、宿の玄関前に集合です。
記念撮影の後、現地解散となりました。

霧雨のような細かい雨が時々、降ってくるので、皆さん、雨具を装着しました。
今回幹事の大槻さんは南会津へ、他の人は常磐道経由、宮野コレクション見学組と直帰組に分かれ、途中までご一緒です。
常磐道へ入る前に三菱石油のGSで給油しますが、ここは通常通りのガソリン代でした。
常磐道を南下します。中郷SAで小休止。
雨は降らず、陽もさして、気温が上昇してきたので、みんな雨具をぬぎました。
中郷SAを出発した頃から風がだんだん強くなり、速度が出せません。
友部SAで休憩し、ここで最終解散。
レポーターは直帰組なので、先発しました。
とにかく強風!!
横浜ベイブリッジ、強風で通行止め!!
常磐道では、風に煽られ、100km/hも維持できません。
首都高に入ると、なお更です。タンクをはさんで、ただひたすら耐えました。
ベイブリッジは避けてと思っていたら、やはり、通行止めとなっていました。
何とか、無事に自宅に到着しました。

群馬方面でのお祈りが効いたものと思います。
次回のツーリングも楽しみにしております。
レポーター:松田
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by bmwmoc
| 2013-04-06 09:00