第46回 JSCサイドカーフェスティバル |
(レポーター:金子)
第46回日本サイドカー連盟全国ミーティングが5月3日~5日長野県白樺湖近くの車山で開催されました。
※日本サイドカー連盟については→こちら
今回の参加メンバーは菅原会長、高橋顧問、杉山、神田、山田、田中、斎藤、三枝ご夫妻、パッセンに神作、中里、そして今回もご一緒の矢野さんが同行。ソロは生馬、林、金子。途中合流の福島斉藤さんも加わり、サイドカー10台ソロ3台で車山を目指しました。なお、渡辺さんはスタッフとして前日会場入りし、吉野さん、大槻さん、秋元さんは別行動で現地入りです。
置いてきぼり事件発生
ゴールデンウイークの高速は大渋滞が予想されるため、下道の十国峠越えのプランであったが、急遽、内山峠へ変更となりました。
私と林さんが窮車(共に50年前のR50)で参加だからとのことです。なんとも「いたわりのお気持ち」。
本当は、ハードコースの十国峠やその南の葡萄峠越えはタイトなコーナーの連続でサイドカーのパッセンジャーは左右に振られ気持ちが悪くなり、ドライバーも腕の筋肉が痛くなることと、メンバーの多くは還暦を過ぎ、少しでも楽ちんなコースでと思うからでしょう?
さて、関越道の事故渋滞を尻目に川越街道裏道を順調に進むが、川越街道合流部で早くも渋滞に遭遇。暗雲の兆しが。
途中、福島の斎藤さん達と合流。
コンビニでの休憩では一息つく間もなく「渋滞だから早く出ようよ」との声を受け、サイドカーは次々と駐車場を出て行きました。
最後に私が駐車場から出ようとしたところ、菅原会長のパッセンジャー神作さんがスッキリした顔でトイレを済まし出てきて、サイドカーは1台もいなくなっていることに気付く。幸い私のリヤシートは荷物が乗っていないのでタンデムで菅原さんに追いつき一件落着。
後日談、駐車場に入ったら「すぐ出発だ!」との声に急かされ出たもののパッセン乗っていないじゃないの。気付いてUターンしようと思ったら中央分離帯もあるし・・・。」と菅原さん。
あるメンバー曰く、「私はどうなるの?」と不安そうな顔のビリーちゃん可哀そうだったョ。
蓼科路は寒かった


群馬に入り渋滞もやっと解消。山は桜や藤が咲いていて遅い春を感じる。
内山トンネルを過ぎ、下り坂が続くこのコスモス街道は「スピード取り締まりの重点地区だからに気を付けるように」との無線が入り、暫くして赤燈装着バイク2台とすれ違う。
望月で白樺湖方面へ左折。休憩時には暑くアイスを求めたもののここまで高度を稼ぐと涼しさをとおり越して寒い。今回は恒例の修理ングも無く会場に到着。
サイドカーリストはベンべーがお好き?

参加者名簿を見れば、青森から鹿児島まで140台近くの参加車両のうち66台がBMWでの参加(DOMANI、オクトラン含む)。根強い人気は他を圧倒している。
私が参加車両で目を引いたのはドマーニ1200。テールランプが丸型でメーターパネルも変更になっていました。

サイドカーショーは、コロフィー含め7社のメーカーが出品。
オクトランTSは、k100にハブステアの組み合わせはサブフレームが長く、ホイールベース2m(ドマーニも長いが1.86m)。
私的にはスタイリングを考えるとボートと本車全てを包むフルカウルのほうが見た目も良くなるのではと思いました。

ウラルは排気ガス規制をクリヤーする燃料噴射装置付き車両が登場しました。
コロフィーでは棒葉社長ご夫妻が2012地球1周の旅のフォトアルバムを取り出し、当時のエピソードを語っていただいた中で印象深かったのは、ロシアで日本人ライダーが強盗に遭遇し亡くなられた現場で弔い、現地の石を持ち帰り、後日、遺族にお渡しできたことなど、いろいろな旅のエピソードを伺いました。
美味い焼きカレー
翌日は、いつものメンバーで温泉に行くことになりました。
前日の記憶が飛ぶほど飲んだ人には「温泉で体調戻る?」「・・・」。周りの人曰く「体調戻れば今晩も飲み方戻る」の声あり。

場所は浅間連山と裾野に広がる小諸市街が一望できる大パノラマが自慢の「あぐりの湯こもろ」です。

昼食は望月にあるラ・フェスタです。ここの石焼きカレーは最高です。幸ちゃんはカツカレー、他はカレーだけ注文。
幸ちゃん、トンカツを6等分の結果、皆「カツカレー」に昇格。幸ちゃんごち!
夕食は、昨晩に続き各イベントの紹介などで乾杯まで20~30分と間が開いたのはいただけなかったが、その後、抽選会が行われクラブメンバーも早々と当たった人も多く笑顔がほころぶ。渡辺さんもスタッフとして大忙し。


2次会ではゆっくりたっぷり飲んでください。
お茶して帰ろう
最終日、帰りはどうする?の声に、私はいつも寄る喫茶店「読書の森」でお茶してから帰る予定と答えると埼玉グループは「一緒にお茶します。」
8時半到着。これでは早すぎだ。恐る恐るドアを開けると宿泊者らしい方たちの朝食中。本来10時オープンなのだ。コーヒーや紅茶を飲みながら、充ちゃんとママさんが田舎暮らしの話で盛り上がる。
何といっても充ちゃんの自宅横の沢はワサビが取れ最高の田舎暮らしを満喫できる旧家なのだ。(広い敷地だからバイクガレージ敷地もたっぷりとれて羨ましい。)

ビリーちゃん乗ったな!帰りは置いてきぼりナシ
さて、帰りは小諸ICからサーと高速で帰ることに。ところが佐久から日暮山トンネルまで緊急工事の影響で大渋滞。
朝のTⅤニュースで東京震度5弱が流れていたがその影響か?
その後はスイスイと自宅近く三芳スマートインターで皆さんと共に降り、本日は余裕の帰宅となりました。
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