イタリアを訪ねて(ローマ篇) |

(レポーター:横浜の中島)
一度はローマを訪ねたいと思っていたので、海外ツーリングで今まで何度か利用している(株)道祖神の「シチリア島ツーリングツアー」に参加することにした。
道祖神の日程では、ローマは乗り継ぎだけなので、ツアー日程より3日早く飛び立ちローマを観光することにした。
今回、私と同行してくれるのは植木屋Kさんで、バイクはレンタルすることになっているので、ボストンバッグにヘルメットを持って、二人は10月8日夕刻9時20分に成田を飛び立った。

10月9日(ローマ)
ローマに到着!
成田からアブダビを経由し、まる一日がかりでローマ(人口275万人)のレオナルド・ダ・ヴィンチ(フィウミチーノ)空港に到着。
空港からはタクシーで、ローマ市内にあるホテルに向かった。
そのホテルはヨーロッパ最大の駅でローマ中央駅「テルミニ駅」のすぐ近くであった。この駅は、映画「終着駅」の舞台としても有名だ。
日が暮れるまでには時間があったので、歩いて数分のテルミニ駅まで行き地下鉄(1.5€=約210円)で「コロッセオ」を見学することにした。
ローマの地下鉄の路線は2本しかないので、分かりやすい。ただし、どの車両も落書きだらけだ!

古代ローマ帝国期の格闘場「コロッセオ」
コロッセオ駅はテルミニ駅から2駅で到着。
降りて外に出て見ると目の前に「コロッセオ」がそびえており、それを見た瞬間に、その壮大さに圧倒され、飛行機の疲れが吹っ飛びました。


夕食はホテルの近くのパスタを食べ就寝となった。
宿泊先:Scott House Hotel(スコットハウスホテル)
10月10日(ローマ→フィレンチェ→ローマ)
ユーロスターでフィレンツェへ本日は、フィレンツェまで日帰り予定なので早朝5時に起床しテルミニ駅を6時20分に高速列車「ユーロスター」で出発した。
列車は田園風景が続くトスカーナ地方を走り、1時間半ほどでフィレンツェ「サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着した。

フィレンツェでは、現地のガイドと合流し徒歩にて市内観光。
▼1436年に140年の歳月をかけ、完成された3万人が一堂に会することが出来る大聖堂(ドゥオーモ)。


ヴェッキオ宮殿は「500人広間」など豪華絢爛な装飾で、ミケランジェロの彫刻や壁や天井一面に描かれているフレスコ画が時に素晴らしく、圧倒されてしまった。
▼正面の高い塔がヴェッキオ宮殿。





午後からは、観光バスにて移動しピサの斜塔を見学。
フィレンツェから1時間ちょっとで到着。
ピサの斜塔は城壁に囲まれた世界遺産「ピサのドゥオモ広場」にあり、高さは地上55mで、実際に見て見るとその大きさと傾斜に。驚いた。
▼ドゥオモ(大聖堂)



見学後、フィレンツェに戻り、市内で夕食を済ませ、午後8時38分のユーロスターでローマに戻った。
10月11日(ローマ)
ローマ市内観光
今日はローマ市内観光をオプショナルツアーを申し込み、初日に訪れた「コロッセオ広場」の「コンスタンティヌスの凱旋門」に集合となった。

コロッセオは長径188m短径156mの楕円形で、高さは48mでビル15階に相当し階段も結構きつい。収容人数も5万人とは驚いた!
2000年前のローマ帝国の偉大さを、感じることが出来た。





見学後、バスで移動し、ローマの観光名所を巡った。
まず最初は、映画「ローマの休日」で有名な「真実の口」。
それは小さい教会の入り口にあった。
▼サンタ・マリア・イン・コスメディン教会




トレヴィの泉、残念なが改修工事中であった。それでも観光客であふれていた。

パンテオン(Pantheon)



昼食後、午後からは500年の歴史があるバチカン美術館をツアー見学することにした。
入場券を求める長蛇の列を横目にツアー客はすんなり入場。
普通にならんでいたら2~3時間はかかるのではないだろうか。


入ってすぐの広場で美術館について、レクチャーを受け、いよいよ建物に入ります。





ガイドのハンディトーキをイヤホンで聞きながら鑑賞するのであるが、あまりにも絵画と彫刻が多く、頭がついてこれません(汗)
もっと詳しく見たい方は下記をご覧ください。
※バチカン美術館について
ちなみにバチカン美術館は世界で最も小さく東京ディズニーランドよりも小さい独立国家「バチカン市国」にある。
国といっても、入出国の手続きなど何もありません。
凄すぎる「サンピエトロ大聖堂」
「バチカン市国」にはローマ法王が暮らしており、世界に10億人を超えるキリスト教徒の総本山、サン・ピエトロ大聖堂は、私が今までみた寺院のどれよりも大きく立派で身震いするほどだった。
▼たまたま、ミサが行われており、そこに太陽の光が差し込み荘厳さを醸し出していた。




我らの「ローマの休日」も今日で終わり、明日はシチリア島に飛び立たなければならない。
それにしても、イタリアは世界遺産だらけで、驚きの連続だった。同じイタリアのシチリア島にも期待弾ませ就寝となった。
【ローマで見たバイク達】
走っているバイクは殆どがスクーターで生活の足となってるようだ。
これは、レンタルスクーター? 手を振ったら笑って答えてくれた。



道路は、このように石畳、それに穴ぼこも多い!

------------------------------------------------------------