第30回 みちのく旧車ミーティング |
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会場で貰った栞(しおり)に「参加された皆さん。北緯40℃イーハトーブの大地へようこそ!」。
感動の風景がここにある。
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前日の台風に伴う雨予報は「夜半から明け方に降雨」とあり、それではと雨が降り始まる前の午後9時に出発した。
7月28日(土)
夜を徹し東北自動車道を北上し、朝5時には「小坂IC」を出て十和田湖方向への林道に入る。


オイルパンを擦らないように暫く進むと野湯「奥奥八九郎(おくおくはちくろうおんせん)」に到着。

野湯とは、自然の中にお湯が沸き、それを利用した商業施設が無い温泉のことで、この温泉は鉱山資源のボーリング調査したところ偶然湧いた温泉で、かつて野湯愛好家でも有名な温泉であったが、マナー問題が生じて国有林管理者により現在は立ち入り禁止となっている。
そこで予め森林管理署の入林許可証(入浴目的だけでは不許可)を得て入湯。

温泉湧出口からは二酸化炭素が噴出しており、「天然のジャグジー」とも呼ばれているが、アブは温泉から噴出する炭酸ガスに集まるので刺されないような時間や季節を選ぶ必要がある。
アブの活動があまり活発でない早朝到着したものの大きいアブが獲物到着とばかり数匹待ち構えていた。
蜂・アブ用バズーカスプレーなど対策グッズを準備したものの、入浴中頭の上をブンブン飛び回り、タオルを振り回すも落ち着かず烏の行水となった。
ここは9月以降アブのいない時期に再度許可を得て再訪し、ゆっくり入湯したいところだ。

ユネスコの世界遺産登録に向けた「暫定リスト」に申請された日本最大のストーンサークルで、4000年前、7~8km先の川から大きな岩をどのように運んだか謎です。
9時オープン前に着いたため熊除けの電気柵での感電が危惧されるため遠くから眺めるのみだった。



■七時雨山荘(ななしぐれさんそう)
会場への山道、ヘアピンカーブをいくつか過ぎると懐かしい山荘周辺の景色が見えてきた。






▼青森県・八甲田山一周















バイクは趣味性が高い乗り物、せめて自動二輪も4輪並みに希望番号取得したいと思うのはライダー共通の願いです。
走行会では、カー側も駆動するウラルのオーナー。

昨年アリエルでグランプリに輝いた西脇さんが、今回はR69S+284スペシャルで登場し、このサイドカーの由来を披露するものの連続グランプリはならず。



おたのしみ抽選会、表彰式と進み、来年再会を誓い解散となり、今日の宿泊先「鳴子温泉」へ向かった。
■鳴子温泉
一部110kmに規制緩和された東北自動車を下ると、遠く岩手山方面は雨雲がかかり、突然のゲリラ豪雨!しかし先行の鈴木さんのR69Sは雨しぶきをものとせず強硬突破。
その先は晴れており、あなたは気象予報士ですか?
一般道に降り、コンビニにて後続を待つがなかなか来ない!
連絡すると、R69S+SCが高速に入って吹け具合がイマイチなので安全を考え途中のICで降り、軽トラのレンタカーを手配し、こちらに向かっているとのこと。
雨が再び降り始めた頃、宿に到着。

夕食は、遅れてくる仲間を考えて一番遅い開始時間にお願いし、食べていると西脇さんより「近くまで来ました」と一報あり、幹事の鈴木さん懐中電灯片手にエントランスに迎えにで、これで全員揃って食事することが出来た。
ここ鳴子温泉「やすらぎ荘」の温泉は多少ヌルっとした肌ざわりの良いお湯で、しかも館内施設は卓球台、ウオーキングマシンなどのトレーニングルームがあり、しかも宿泊代も良心的で、この宿はお勧めです。
7月30日
宿の前で記念撮影し解散となりました。

帰宅して数日間はお尻が痛く、肩こりが続きましたが、1週間も経つと「どこの温泉に寄ってから会場入りしようかな?」と早くも来年のプランに思いを馳せる「みちのく旧車ミーティング」でした。
皆さん、旧車ミーティングではありますがアールズでなく新タイプも歓迎です。
興味が湧いた方、来年、七時雨山荘で楽しいひと時ご一緒しませんか?
全走行距離;1400Km

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