第31回 みちのく旧車ミーティング |

(レポーター:#87 安岡東京東支部)
7月27日
前日の夜は、帰宅後に残った荷造りを終わらせゴーマル(BMW R50)に積載。何とか必要最小限の物を収め、雨中ツーリングにも備え防水対策も終える事ができ、日付が変わる前には就寝し午前2時半に起床した。
前夜の準備のかいもあってエンジンも素直に目覚めて予定通り午前3時には自宅を出発する事が出来た。
自分の判断の甘さを噛みしめながらPAに飛び込み、人気の少ないトイレでそそくさと雨具を着て皆さん(吉野さん、田丸さん)が待つ東北自動車道「佐野SA」を目指した。
しかしながらさすがは吉野さん、私たちの為に濡れても滲まない印刷を施した特殊な紙に書かれた旅程表を渡して下さいました。
その旅程に沿って佐野SA→那須高原SA→国見SA(含朝食)→長者原SA→紫波SA(含む昼食)→安代ICから一般道で一路会場の岩手県八幡平市「七時雨(ななしぐれ)山荘」を目指した。
結局、東北道で着た雨具は会場近くまで脱ぐ事はなく、前方が雨煙による視界不良や叩きつける雨粒の洗礼を受けながら、台風の影響による雨雲と抜きつ抜かれつを繰り返しながら走行した。
「梅雨空や雷雨の中をバイク二台」(田丸)
「国見SA」過ぎた当たりでミーティングに参加するであろうと思われるサイドカー等に遭遇した。
悪天候に地を這っていたモチベーションも会場に近づくにつれ天候の回復も合わせジャッキアップしていきました。
会場である、「七時雨(ななしぐれ)山荘」に到着したのは午後の早い時間だった。

早速、受付を済ませると既に前日の夜に自宅を出発し用事を済まされていた金子さんや松田さんが既にでテントを設営されていた。
設営が完了しているメイン周辺に私もテントを設営。
途中のコンビニで調達したおつまみと飲み物でしばし歓談。金子さんが持参された冷えた梨やゆでた枝豆、キュウリの漬物などに舌鼓を打っていると中島副会長が高橋事務局長を伴われて4輪で到着。
これでクラブ員全員(7名)が無事会場へ到着となった。

山荘の温泉で汗を流して、午後6時半からの夕食を心待ちにして前夜祭会場に向かうと山荘名物バーベキューinサウナ?(炭の輻射熱による)の洗礼を受けました。



バーベキューの後は、テントサイトにて歓談を継続。

虫の攻撃に閉口しながらも夜は更け、三々五々それぞれのテントにもぐり込んで無事到着できたことに感謝しつつ深い眠りに落ちてゆきました。
7月28日
さて、良く眠れたのかどうかも分からないまま夜明けとともに起床。

準備された朝食用の弁当を他のメンバと一緒に山荘で食べた後はテントを撤収すると取り立ててするべき事もなく。
当日参加組のバイクを見学したり、オーナーと話したりして過ごしました。






実はこの時間で毎年参加されている知り合いのバイク屋さんがせっかくの機会だからと乗ってこられたサイドカー(R50+TR500)に試乗させて頂けるという幸運に遭遇。
人間苦あれば楽ありを実感する至福のひと時でした。


肝心のミーティングですが受付で渡されたパンフレットによると大会参加車両は57台(含BMW:10台)と走行会エントリー車両の26台(含BMW:3台)の計83台とありました。ただし台風の影響と思われ4輪車に変更された方もいたようでバイクの台数は少なめであったように思います。
過去に参加されている方に聞いても参加台数の減少傾向は顕著に現れているとの事でした。
ミーティング開会アナウンスの後、走行会に参加する車両が入り口に集合させられ、私も田丸さんと勝手もわからず順番を待っていると1台1台が紹介を受けた後、オーナーが愛車紹介し草原を一周すると言うものでした。



表彰式では釧路市から参加された陸王RQがグランプリを受賞されました。


全ての行事を終了したミーティングでは来年の再会を期しながら閉会。
オーナーズ一行は中島副会長に手配して頂いた宮城県・鳴子温泉まで走り「鳴子ホテル」の湯にゆっくり浸かって埃塵や汗を落としやっと人間らしくなった所でお待ちかねの夕食。
昨日とは打って変わった嗜好に話は世界中を飛び回り話題は尽きませんでした。

夕食の後は、二次会部屋に集合し、持ち寄ったつまみをサカナにアルコールを傾けながら夜は更けてゆきました。
さすがにバイク組はこれまでの疲れもあり早々に自室に戻ったのですが厚かましくも私は居残り、益々拡散する話題に時を忘れて皆さんの興味深い話に耳を傾けていました。
7月29日
朝食もそこそこに雷雨の予報に恐々としつつ宿を出発、一路自宅を目指すと来るときとは打って変わった灼熱の東北道を南下、
途中雨に降られることもなく午後3時過ぎに無事自宅に帰り着きました。

来年は「十二人の怒れる男」位には参加者が増える事を念じます。 <総走行距離:1,301Km>

(レポーター:安岡)
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